またへ音記号自体のデザインも、へ音記号の玉の部分に注目すると、Gonvilleは五線のF線から玉の中心が逸れてしまっています。ヘ音記号自体は右側の2つの点の位置で、五線の高さが決まりますが、玉の部分の位置がF線から逸れているのは、良いとは思いません。

Gonvilleは拍子記号にバグがあります。(3+2)/4といった、+が使われる拍子記号の場合、唯一Gonvilleだけは正常に表示されません。従ってそのような拍子記号が用いられる楽譜でGonvilleを使うことは極めて困難です。


このような理由によりGonvilleを使いこなすのは、たやすいことではありません。
楽譜によって記譜フォントを浄書ソフト側の都合で、ころころ変えてしまうのは、あまり良くはないので、あらゆる楽譜に対応できるBravuraを使うことを勧めます。
2018/10/18追記
Bravuraの使用をお勧めしましたが、MuseScore 2.3.2現在、どうやらBravuraにもバグがあることがわかりました。
これを対処するには、リピートの点をマスターパレットやテキストで偽造する他ありません。これは面倒なので、記譜フォントに拘りがないのであれば、リピート記号のある譜面は別の記譜フォントを使用した方が良いでしょう。
2018/12/11追記
上記のバグですが、どうやらパソコンによってバグが発生するかどうかが異なるようです。私は2台PCを持っていますが、片方のPCではバグが起こりませんでした。両方ともWin10でMuseScoreのver.は同じです。
またバグが起こるPCでMuseScoreのver.を下げてみても、バグは改善されませんでした。
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