
Opus Metronome StdはSibelius Firstに付属してくるフォントです。Sibelius FirstはSibeliusのフリー版で、Finale NotePadと異なりWindowsとMac両方に対応しています。既にRentaroを使うことでこうした表記が可能である記事を書きましたが、Finale NotePadはMac非対応のため、MacユーザーはRentaroフォントを導入出来ないという問題がありました(NotePadが起動出来なくてもフォントは使えるかもしれませんが、MacのPCにWindows版を無理に入れた時に何が起こるかは知りません)。Sibelius FirstはMacに対応しているので、付属するフォントを使うことでMacユーザーであってもこのようなテンポ表記が可能です。
Sibelius Firstはこちらより入手できます。
有料ソフトのフリー版は機能が制限されているので、仮にもフルスペックの浄書ソフトであるMuseScoreに比べると、物足りないと思います。しかし同時に有料ソフトの機能の一部が体験出来るので、あれこれ触ってみると良いでしょう。


MuseScoreのテキストでの入力が慣れない場合は、Sibelius Firstを起動してSibelius Firstでテンポ記号を書いてから、それをコピーして貼り付けると楽でしょう。

同等のフォントを単体でインストールすれば、実はSibelius Firstを入れなくても同じ表記をMuseScoreで書くことができます。
“Norfolk”というフォントがSibelius用のフォントとして提供されています。これはBravuraという記譜フォントをSibelius向けに最適化させたフォントです。
Norfolkはこちらより0円から(任意の金額まで)販売されています。
Norfolkに付属するNorfolk Metronome Stdの使い方はOpus Metronome Stdと同じです。
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