Loading [MathJax]/extensions/tex2jax.js

2019年3月30日土曜日

MuseScoreでの弱起・不完全小節の作り方

 MuseScoreで弱起の曲の楽譜を作るときに、「新しいスコアのウィザード」の指示に従って進めていくと、弱起の設定があります。ここで弱起を設定してから楽譜を編集していくのが一般的ですが、楽譜編集中に設定を改めたい時もあると思います。

 弱起や不完全小節の設定は「小節のプロパティ」で編集できます。編集したい小節の上で右クリックして「小節のプロパティ」を開き、「小節の長さ」の「実際」の値を弄ることで、不完全小節にすることが出来ます。
 弱起の場合は小節数にカウントしないのが普通なので、「小節カウントから除外」にチェックを入れましょう。不完全小節でも、右図のように1小節を2つに分割して作るような不完全小節の場合は、片方の小節をカウントから除外すべきです。
 右図のように、小節番号のスタイルの違いによって、「小節番号から除外」すべき小節が変わってきます。段初めに小節番号を記す方式と、5小節ずつ小節番号を記す方式があるので、自分が用いるスタイルに合わせて、右図が参考になれば幸いです。
 「小節カウントから除外」すると、その小節は小節数には数えられず小節番号も表示されなくなるので、段初めに必ず小節番号を記したい場合は、その前の小節のカウントを除外するか、「小節番号の増減」の値を調節すると良いでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Doricoの音符間隔機能、さてはビミョーだなこれ

一見使い勝手良さげに見える「音符のスペーシングの変更」  Doricoの音符間隔の機能は、一見他の浄書ソフトよりも先進的で使いやすいように思えます。しかし、実際に音符間隔の機能を使って、音符間隔を調整しようとすると、思ったほどうまく機能しないことに気づきます。今回はDoricoの...