はみ出る線記号

符尾の向きで変わる強弱記号の位置
MuseScoreでは音符の符尾の上下で、強弱記号の水平位置が変化する仕様になっています。従ってフルスコア等で、同じ拍にそれぞれのパートにおいて符尾の上下が異なる音符があって、そこに強弱記号がつく譜例で、デフォルトでは右図のように強弱記号の水平位置が揃っていません。同じ拍の強弱記号の水平位置を揃えるためには、どちらかの符尾の向きにつく強弱記号を、約0.30spずらす必要があります。
複付点の設定

重なる付点

加線の長さが勝手に削られる仕様

また和音の一部の音を小音符にする場合も、加線の長さが下図のように削られてしまいます。こちらも加線を偽造することで対処することができます。

Gonvilleの拍子記号には「+」が搭載されていない
MuseScoreではマスターパレットから任意の拍子記号を作成することができます。(1+3)/4といった、プラスを使った拍子記号も作成することが可能です。しかしMuseScoreに搭載されている記譜フォントのGonvilleでは、(1+3)/4のようなプラスを用いた拍子記号で、プラスが表示されず、13/4のように表示されてしまいます。特に記譜フォントに拘りがないのであれば、Bravuraを用いることをお勧めします。
MuseScoreの変なスペーシング仕様

小節内の音符の種類でスペーシング比率が変わる

ローカルレイアウト(音符の再配置)


第九課 ← 第十課
0 件のコメント:
コメントを投稿