スラーとは
スラーはひとつのまとまったフレーズに対してレガートを与える記号で、フレーズの始点と終点を表すことに記号の役割があります。スラーは始点と終点を一つの曲線で結びますが、記号の役割は始点と終点を示すだけで十分なので、間の曲線は特に大事ではありません。しばしばスラーがあることで強弱記号や発想記号がより外側に配置されてしまいますが、スラーの有無で記号の配置の差が最小になることを目指しましょう。
スラーの形

スラーの上下

複数の小節を跨ぐ程の長いフレーズに掛かるスラーは上向きに配置します。但し、2小節程度のフレーズであれば、符尾の向きでスラーを配置しても構いません。3小節や4小節以上に渡るスラーの場合は、殆ど上側に配置します。
スラーの位置

スラーの始点・終点

スラーの傾き
スラーの傾きは音型の上下行におおよそ沿うように傾けます。音型の傾きより若干緩めにしておくと良いでしょう。
段を跨ぐスラー

タイ
タイは形こそスラーと同じ種類の形ですが、意味合いはスラーと大きく異なります。従って全てのスラーとタイは演奏者が区別できるように書かなければなりません。
タイの形
タイはスラーと比べてあまり膨らみを持たせません。また同じ音と同じ音を結ぶため、ほぼ全てのタイは譜線と水平に配置します。異名同音をタイで結ぶ場合、タイが傾くこともあり得ますが、スラーとの混同を避けることを考慮すれば、異名同音でも水平のタイにした方が良いかもしれません。

タイの位置・付点音符につくタイ


タイの始点・終点

段を跨ぐタイ
タイが段を跨ぐ場合は、スラーと異なり傾けません。タイは基本的に譜線と水平に置きます。異名同音のタイであっても、段を跨ぐ場合は譜線と水平に置きます。
はみ出る線記号
全ての線記号はMuseScoreでは段を跨ぐ時に、小節線からわずかにはみ出しています。スラー・タイにおいても同様です。したがって、全ての段を跨ぐ線記号は、段を跨ぐところを左矢印一回分短くしましょう。
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