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ここで細かいことですが、合唱の楽譜では、合唱の編成が決まりきっているため、二段目以降には基本的にパート名を記しません。そこで、パート名を編集します。
合唱の楽譜では、編成が決まりきっているため、二段目以降のパート名を省略しますが、そうではない編成では、二段目以降に略称を表記しておくことは必要です。合唱であっても、変則的な編成の場合は、二段目以降パート名を省略してしまうと、演奏者の読譜に支障をきたすので、変則的な編成の楽譜は、パート名を省略しないようにしましょう。
さてここで楽譜のフォントを見てみましょう。一般的に出版譜の歌詞にはゴシック体よりも明朝体がよく使われます。ここで、譜面上に使われるテキストのフォントを変えてみましょう。
「テキストスタイルの編集」であらゆるテキストのフォントを変えることができます。メニューの「スタイル(S)」の「テキスト…」で「テキストスタイルの編集」を開くことが出来ます。
今回はフォントを以下の通りにします。フォントは皆さんの趣味で選択して良いでしょう。
タイトル 游明朝 Demibold
作曲者 IPAex明朝
作詞者 IPAex明朝
歌詞の奇数行 游明朝
歌詞の偶数行 游明朝
楽器の名前(長) Libre Baskerville 左揃え 10pt
楽器の名前(短) Libre Baskerville 左揃え 10pt
テンポ Palatino Linotype
小節番号 MaestroTimes 12pt 斜字 左揃え
段 Libre Baskerville 10pt 斜字
譜表 Libre Baskerville 10pt 斜字
クレッシェンド・デクレッシェンド Libre Baskerville 10pt 斜字
歌詞を游明朝にする時は、「スタイルの編集」の「ページ」にある「歌詞の行高」は60%まで低くしても構いません。
MaestroTimesはフリーソフトのFinale NotePadをインストールするとフォントがインストールされます。Libre Baskervilleはフリーフォントとして手に入れることが出来ます。持っていない場合は、セリフ系のフォントで、イタリック体がデザインされているものを推奨します。
MuseScoreでは、ト音記号や音符等の記譜フォントが3種類用意されています。「スタイルの編集」で記譜フォントを変えてみましょう。メニューの「スタイル(S)」の「一般…」から「スタイルの編集」を開くことができます。
GonvilleもBravuraにもMuseScore上で不具合があるので、好きなフォントを選びましょう。こちらの記事も参考にしてください。

さて、テキストのフォントや記譜フォントを変えると、右のようになっていると思います。フォントを変えるだけで、かなり楽譜の雰囲気が出てきたと思います。
ここまでで、スタイルの設定を多く変更しました。スタイルの保存を行うことで、新しく楽譜を書く時にも、このスタイルを適用できるので、自分のスタイルを保存しておきましょう。最初にスタイルを読み込んでから楽譜を作れば、上記の線記号の面倒な作業はしなくてよくなります。
次回は、簡単なスペーシングを行います。
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